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4/20(土)舞台に出ることになりました

現役の時にとてもお世話になった先生の発表会ですが

10年ぶりに出演することになりました。


こどもの頃からバレエを習っていたとは言え、

コールドバレエの練習の仕方や、

ヴァリエーションや男性と組んで踊るバレエのやり方

をしっかり学べて、このスタジオでの経験はとても大きかった。






トウシューズを脱いでヒールになると

「水を得た魚」と仲間達に言われたりして。



思えば最初に受けたレッスンで

「なんか、バレエに見えない」と言われた時、

ジャズダンスやモダンなどいろんなダンスをやっていたので

そういう事なんだろうなと納得。




ジャズダンステイストの強い演目だとソリストもいただいたりした。


体は効くし、器用だからピルエットもトリプル回るし

(ジャズだったら5回くらいは回っていた)

飛ぶし、いろいろ何とかやっちゃうけど、

もっと細やかに使うことが出来れば

バレエはバレエ、ジャズはジャズ、

ちゃんと踊り分けられると思った。


「首の付け方が男」


とかも言われたっけなあ。


リハーサルではさんざん怒鳴られたし、

とても厳しかったけど、自分が成長出来ている実感はあった。



腰をはじめ、膝や尾骨骨折や、

いろんな怪我をしながらも辞める選択肢はなかったあの頃。





一度ダンス界を去った時、

最後に踊った演目がレ・シルフィード。

ちょうど10年前。



その後、ジャズの舞台をおまけで踊って。


ああ、でもこんなこともあった。


エルベバレエで機会をいただいてずっと頭の中に

あった構想の作品を世の中に出して。

それが現役最後になるのかな。




あとはこども達の舞台に支え役として

シンデレラのフェアリーゴッドマザーや

眠りではカラボスなどやらせていただいたけれど

それから何年経ったかな。




なんだかんだと舞台には立っていたけど、

なんて説明したらいいのかわからないけど、

「今日だけこっち側」にいる感じだった。


先生にはお世話になったのでカメラマンとして

ステージの写真を撮ることで恩返しをしているつもりの

この10年間だった。






完全に「あっち側」として。

みんなが頑張っている姿を100%素敵に撮りたかった。

そこに立つまでにどれだけ大変な思いをして頑張ってきたか

わかるから。




そして


今回、特別な会になるので、

これまでのお礼の気持ちを込めて、参加させていただくことにした。


自分が踊れるかとか動けるかとか、そういうところの話ではなく

これは義理人情の話。


もちろん、もう人前に立つ為の稽古をしていないので

ポアントも履かない。

仲間達と一緒に花びらの一枚になって、舞台に花を咲かせられたら

良いなと思います。


この話を稽古前に聞いて、即答は出来なかったけど

稽古中にだんだんとダンサーモードになっていった自分が面白かった。


稽古が終わった後、みんなと一緒にリハーサルに向かい、

こういう感じも懐かしいなあと思ったりしている。


しばらく踊りを離れていた人達も、出演を決めたらしい。


今の自分にできる最高を。


こんなことになるなら、去年フィンランドであんなに

無防備に太らないでおけばよかったと思ったりして。



アメブロの方は人目につきすぎるので、

こっちにこっそりかきました。







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